唇側矯正(表側矯正)
唇側矯正
(表側矯正)
について
唇側矯正(表側矯正)の治療方法
歯の表側に矯正装置をつけてそこにワイヤーを通すことで歯を動かし歯並びや咬み合わせを改善させる方法です。
メタルブラケットと
審美ブラケットの違い
メタルブラケット(銀色の矯正装置)と比較して審美ブラケットは歯の表側につける矯正装置の色が歯と同じ色のものを使用するため、歯の表側に装置をつけても目立ちません。また、通すワイヤーも歯と同じ白色のものを使用します。
唇側矯正(表側矯正)の特徴
- マウスピース型矯正装置では治療できるケースが限られますが、ほとんどのケースで
治療が可能です。 - マウスピース型矯正装置と比べるとより早く治療を終えることができます。
- マウスピース型矯正装置・舌側矯正よりもリーズナブルに治療を受けることができます。
- あえて矯正装置を表側につけることで自己管理意識の高さを対人や面接等でアピールできることはメリットと言えます。
(矯正装置が見えることは必ずしもデメリットになりうるわけではない)
こんな方に唇側矯正(表側矯正)は
オススメです
- マウスピースを使うことがわずらわしくて面倒という方。
- 確実にきれいに早く歯並びや咬み合わせを治したいという方。
- できるだけ治療費を抑えたいという方。
唇側矯正(表側矯正)の
できるケース・できないケース
できるケース
- ほとんどのケースで適応可能です。
できないケース
- 全体的に重度の歯周病によって歯の動揺が強く、周りの組織のコンディションが悪い場合
- 歯根の長さが非常に短いケース
- 心因性などの理由から口の中に使用する矯正装置が適応できないと判断した場合
年齢制限と治療期間、費用について
年齢制限 | 混合歯列(乳歯と永久歯が混合している)〜成人まで |
---|---|
治療期間 | 数ヶ月〜3年程度 |
治療回数 | 数回〜36回の治療回数となります。 |
費用
矯正歯科治療は公的健康保険の適用外の自費診療(自由診療)となります。
矯正治療のリスクについて
矯正歯科治療に伴う
一般的なリスクや副作用について
唇側矯正(表側矯正)の
メリット・デメリット
唇側矯正(表側矯正)の
メリット・デメリット
メリット
- 発音への影響は少ないといわれています。
- 幅広い症例に対応できます。
- 治療費が比較的安い治療法です。
デメリット
- マウスピースや裏側矯正よりも矯正装置の目立ちにくさは劣ります。
- 歯の表側につけた矯正装置が頬や唇に当たる、違和感や痛みがあるといった現象が起きることがあります。
- 吹く楽器の種類によって装置が当たって痛いことがあります。
- 硬いものや、粘着性のあるものを食べることで、矯正装置が外れてしまうことがあります。
- 装置の取り外しができるマウスピース型矯正装置と比べると歯磨きに時間がかかります。
- 裏側矯正治療と比べると虫歯リスクが高くなる傾向があります。
唇側矯正(表側矯正)の流れ
カウンセリング
治したいところをしっかりヒアリングして唇側矯正(表側矯正)で治療を行う場合に関するご説明をします。
検査
矯正治療に必要な精密検査を行います。
診断
精密検査とヒアリング、患者様のご希望をもとに診断を行って治療方針を決定します。
治療開始
矯正装置をつけて治療を開始します。毎月ワイヤーを交換したりワイヤーに調整を加えることで歯を少しずつ動かしていきます。
保定
治療が完了したら、その方に合わせた方法で歯並びを固定します。
メインテナンス
3ヶ月おきに経過観察を行います。
唇側矯正(表側矯正)の
よくあるご質問
-
可能です。当クリニックではブラケットだけではなく使用するワイヤーも白色のワイヤーを使用するためより目立ちません。
-
カラフルなゴムもご用意しております。ライフスタイルに合わせて矯正装置をファッションの1つとして楽しんでいただきたいです。矯正治療は丁寧に少しずつ治療を進めるため時間がかかります。カラフルな材料を毎回自分でカスタマイズして矯正治療そのものを生活の一部として楽しんで進めることができます。